名医別録解説
- 著者
- 森 由雄
- 発行
- 源草社
- 詳細
- ロングセラー『神農本草経解説』(2011年刊)の姉妹編。「漢方の臨床において極めて有用」とされる幻の書『名医別録』の解説書です。
『名医別録』は、最重要古典の一つ『神農本草経』とほぼ同時代(1〜3世紀頃)に中国で作られた、“神農”と並び称される本草書。植物(葉・根・茎・花)はもちろん、鉱物、昆虫、動物生薬など563種の生薬の効能や使用目標などが掲載されています。
作者不詳で、その原本は歴史のなかで失われましたが、様々な本草書・文献・資料により内容の断片は伝えられてきました。「幻」といわれるゆえんはここにあります。
編著者は「はじめに」で、
「本書は、有用な『名医別録』の内容に迫り、臨床に活かしたいという念願を抱き、資料を収集し、再構成したものである」「『名医別録』の原文、〔和訓〕〔注〕〔解説〕を記載した。また参考に『神農本草経』の〔和訓〕を付している」と述べています。 - 発行日
- 2018/04/20
- サイズ
- A5判
- 頁数
- 272頁
- 価格
- 本体3,000円+税